およそ2000万人の会員を誇るニコニコ動画やUstreamなど、インターネット放送が急成長をとげている。尖閣諸島の漁船衝突ビデオや、政治家の記者会見、さらにはネットを情報源とする報道が相次ぎ、娯楽番組でも、素人制作のインターネット番組が人気を集めている。 編集をしないリアリティ、自らもコメントなどで番組参加できる双方向性。テレビは「遠い」けど、インターネット放送は「近い」と、若者たちのテレビ離れが加速している。番組では、インターネット放送の最前線を追いながら、中継で、ニコニコ生放送のスタジオとも結び、急増するインターネット放送が私たちの生活をどう変えていくのか、放送の役割とは何なのか考える。 出演者 津田 大介さん (メディアジャーナリスト) あわせて読みたい
2%) ・これまでの継続的な成長に加え、新型コロナで物販系ECプラットフォーム自体が社会的にも大きな役割を果たし、それに連動して物販系ECプラットフォーム広告費も引き続き高い成長率を見せた。 ・巣ごもり需要によりECでの購買活動は普及・伸長。その中で、EC内での商品購入を促す目的の広告も増加した。 ③インターネット広告制作費 3, 402億円 (前年比101. 4%) ・コロナ禍によるインターネット利用の変化、企業活動のデジタルシフトへの動きが、インターネット広告の制作需要増につながった。一方、予算の制約に加え、素材の撮影ができないなど、制作業務自体への制約が発生したケースも多いと見られ、制作費全体では微増にとどまった。 (3)プロモーションメディア広告費 ①屋外広告 2, 715億円(前年比84. 3%) ・2020年の屋外広告は、新型コロナの影響(特に外出自粛)を受け、大幅に減少した。 ・長期の契約物より短期のキャンペーン型広告への影響が大きく、緊急事態宣言後、短期ボードや屋外ビジョンの短期契約が大きく減少。また、都心型の商業施設広告も、営業時間短縮や催事・イベントの中止により広告収入が大きく減少した。 ・一方、屋外ビジョンの長期契約は堅調。渋谷に飲料メーカー専用のビジョンが新設された他、位置情報データを活用しインプレッション数でセールスする媒体社が本格稼働、出稿の下支えに貢献した。 ②交通広告 1, 568億円(前年比76. 0%) ・鉄道は、新型コロナの影響を受けて、交通機関利用者が減少し、中吊り、駅貼り、ドア横をはじめ、ほぼすべての媒体がマイナスとなった。媒体化されて以来、堅調に伸びていたデジタルサイネージも大きく減少した。 ・空港も全体的にマイナス。特に国際線は入国規制による利用者の大幅減少に伴い、広告も大きく減少となった。 ・業種別では、飲料・アルコール系の出稿が減り、ゲーム系、SNS動画配信系、クラウドサービス系の出稿が増加した。 ・タクシー広告は、タクシーラッピングが大きく減少。タクシービジョンの売り上げも一時的に減少したが、インプレッション課金の導入によりキャンセルではなく減額出稿となり、下支えに寄与した。 ③折込 2, 525億円(前年比70. 9%) ・2020年の折込広告は前年以上の減少。 ・近年の新聞の発行部数減少・折込大判サイズの減少に加え、新型コロナの影響による流通関連の折込自粛が要因となった。 ・業種別では、流通を含め、飲食、旅行・宿泊関連、遊戯関連を含むサービス業、教育・教養、金融・保険、不動産が大きく減少した。 ④DM(ダイレクト・メール) 3, 290億円(前年比90.