前歯部不正(交叉咬合など) 叢生(乱ぐい歯) 噛み合わせが悪いことを気にされて来院した小学校3年生の女子です。前期治療としてリンガルアーチを用いてた上顎側切歯の唇側移動とヘッドギアーによる上顎大臼歯の遠心移動を行いました。その後、しばらくの経過観察を経てエッジワイズ装置(デーモンシステム)で後期治療を行っております。非抜歯で、良好な結果を得ることができました。 患者さんからの感想 小学校3年生から高校2年生まで、8年間の矯正治療を終えて、改めて初診時の写真を見ると、当時の自分の歯並びの悪さにびっくりします!! 母の希望で始めた治療でしたが、すでに同様の治療をしているクラスメイトが何人もいたので、抵抗感はなかったように思います。 ワイヤーを強めた翌日だけは、歯が浮くような痛みがあり、おかゆのお弁当を持って行ったこともありましたが、その他は、あまり矯正を意識することもなく、生活していました。 中学受験の約1年間は、治療を一旦お休みさせていただくなど、生活に合わせていろいろわがままも聞いてもらいました。 きれいになった歯並びは、私の宝物です。きれいな歯並びが手に入ったのはもちろん、歯の健康に対する意識が高くなったのも、すごくよかったです。 ほてい先生をはじめスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。 症例画像 初診時 動的治療中 動的治療終了時
1. 歯並びの悪さは二重あごの原因になります 二重あごの原因はいろいろですが、歯並びが悪いせいで顎の位置がずれていれば、二重あごになりやすいです。顎のずれは顎関節症にもつながりやすいため、注意するようにしましょう。 2. 顎のずれは二重あごの原因になります 二重顎になる原因のひとつが、顎のずれです。上下の噛み合わせのずれから、顎がずれてしまうことが多くなっています。 本人が歯並びの悪さを自覚しているなら、矯正がおすすめです。 3. 顎のずれは全身にも影響を与えます もしかしたら顎のずれは全身の症状と関連しているかもしれません。肩こりや頭痛、めまい、鼻づまりなども、顎のずれとの関連性が指摘されています。 症状が進めば、嚥下障害や呼吸困難になる可能性もあるでしょう。 4. 二重あごは舌のトレーニングもおすすめです 噛み合わせの悪さは舌が下がりやすく、舌が下がると前歯を押して歯並びが悪くなります。矯正をするなら、舌のトレーニングも一緒にやっておきましょう。 普段から舌が上顎に付いていない方は、舌が下がっています。